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おいしいたまご

たまごのなるほど豆知識

ようこそ、たまゴン博士の研究室へ!
ほとんど毎日、食卓に並ぶたまごにも、
知られていない秘密がまだまだある。
気になるトピックスをクリックタップするのじゃ!

コブタ三兄弟
赤玉と白玉って何が違うの?
色の違いは親鶏の違い。栄養価は変わらないのじゃ。
たまごの殻が褐色のものを「赤玉」、白いものを「白玉」と呼ぶことがあるが、その違いは親鶏の羽の色。一般的には、羽が褐色だと「赤玉」を、白いと「白玉」を産む。
ちなみにたまごは生鮮食料品。同じ親鶏から産まれるたまごでも、日によって色が微妙に違うのじゃ。
黄身の色って濃いほうがおいしいの?
濃いか薄いかはエサの違いで、栄養価は同じなのじゃ。
最近では、濃い黄色の黄身が人気だが、色の濃淡は実は配合飼料に含まれる素材によるものなのじゃ。黄色のもとは、とうもろこしや乾燥アルファルファ、パプリカ、蟹の甲羅など。これらが多いと、色が濃くなるというわけ。もちろん、栄養価には関係ないのじゃ。
たまごを割ると、ときどき血班のあるものが!
卵の中に血液が…鶏の生理現象なのじゃ。これは卵黄が卵巣から離れるときに、卵黄の毛細血管が切れてできたもの。また、大きな音にびっくりするなど、にわとりがストレスを感じると、血班ができることがあるらしいぞ。(詳しくはこちらをご覧ください)
通常は、選別工程において血卵検出装置という機械で、血班を発見して除去しているのじゃ。しかし、機械でも見逃してしまう場合があるそうじゃ。
卵黄が2個の双子たまご
双子たまごは、産卵を開始して間もない時期に多く産まれる。若いにわとりは、ホルモンのバランスがまだ整っていないので、産卵のリズムが安定せず、2個の卵黄が連続的に排出されることがあるのじゃ。外見は普通のたまごより長細いのが特徴。でも、中身は普通のたまごと同じだから、安心して召し上がれ。
白いひも、実は栄養たっぷり。
たまごを割ると白いひも状のものが。これは卵白がよじれたもので、「カラザ」とよばれるたんぱく質。卵白の中で卵黄が安定するように支える、ハンモックのひものようなものじゃ。「シアル酸」というウイルスの感染を防ぐ、抗がん物質を含んでいるので、取り除かないで食べるほうが健康によいのじゃ。
有精卵と無精卵、どっちがおすすめ?
市販されているほとんどのたまごが無精卵。栄養価は変わらないのじゃ。有精卵とはヒナをかえすために、放し飼いか平飼いでオスとメスを交配して生産されたたまご。ちなみにこの有精卵を適音で温め続けると、ヒナがかえるのじゃ。有精卵は無精卵より傷みやすいので、購入後はすぐに冷蔵庫へ。有精卵も、無精卵も、栄養的にはまったく変わらないのじゃ。
濁った卵白って、大丈夫?
卵白が濁って、どろりとしているほど、実は新鮮なのじゃ。濁りの正体は炭酸ガスで、新しいたまごほど、多く含まれている。炭酸ガスは鮮度を守る効果があり、時間がたつと抜けていくのじゃ。ここで、割らずに新鮮さを確かめる方法を、伝授!10~13%の食塩水に入れて、容器の底に横向きに沈んだら鮮度バツグン。丸いほうを上にして底に立てば、産卵後数日の一番おいしいたまごなのじゃ。
たまごの賞味期限
賞味期限とは、たまごを安心して「生食」できる期限。もしこれを過ぎても、早めに加熱調理すれば大丈夫じゃ。また、冷蔵庫に入れるなら、振動が伝わるドアポケットではなく、奥の方へ。丸いほうには気室があり、下にすると卵黄と気室内の空気が触れ、細菌が入りやすいので、必ずとがっているほうを下向きに。
たまごが悪玉コレステロールをやっつける!
たまごの脂肪酸にはコレステロールを増やすミリスチン酸が ほとんど含まれていないから、安心して食べてよいのじゃ。それどころか、卵黄に含まれるレシチンは善玉コレステロールを増やし、血管の壁にこびりついたコレステロールを溶かして、血流をサラサラに。卵白に含まれるアミノ酸シスチンも悪玉コレステロールを減らしてくれるのじゃ。
風邪薬と同じ成分も
卵白に含まれるリゾチームは、風邪薬にも含まれている成分。殺菌効果や有害なウイルスを溶かす働きがあり、免疫力を高めるのじゃ。生鮮食料品であるたまごが長持ちするのは、リゾチームを含む卵白に守られているから。そんなわけで、たまごはかつて「お見舞いの定番」だったのじゃ。
発がんを防ぐ成分がたくさん
粘膜や免疫細胞の合成を助けるビタミンB群。必須アミノ酸の一種であるメチオニン。心臓病にも予防効果があるカロチノイド。これらはすべて発がんを予防する成分で、たまごに豊富に含まれている。その他、ビタミンDやEなど、健康を保つビタミンがぎっしり詰まっているのじゃ。
バランス栄養食
ビタミンCと食物繊維以外、すべての栄養素を含んでいるたまご、特にたんぱく質は食品の中でもっとも良質と言われているのじゃ。また脂質が豊富で、ビタミンA、B1、Dなどのビタミン類もたっぷり。鉄分はほうれん草の約2倍、カルシウムも牛乳の1.5倍なのじゃ。ビタミンCや食物繊維を補う野菜や海草などを組み合わせれば、バランス抜群の食事のできあがりじゃ。
お酒のベストおつまみ
肝臓に良い成分が含まれているから、おつまみに最適じゃ。
たまごに非常に多く含まれるメチオニンは、肝臓でアルコールが分解されるときに必要なアミノ酸なのじゃ。二日酔いの薬にも入っている成分で、たまご100gにつき約400mgも含まれている。また、アルコールによる肝臓の炎症を抑えるビタミンB2やビタミンB群もたっぷり。お酒を飲むときには、ぜひたまご料理をおともに。
約80kclの低カロリー、ダイエットにも最適
栄養バランスがよく、低カロリー。ダイエットを助けてくれるのじゃ。
朝食にたまごのたんぱく質をとると、血糖値があまり上がらずに、消化に時間がかかるので、お腹が空きにくいのじゃ。たんぱく質は脂肪に変わりにくいから、安心。
たまご1個(約60g)は約80kclと低カロリー。ビタミンCと食物繊維以外はすべて含むたまごは、ダイエットに不可欠なのじゃ。
骨粗鬆症を予防
骨がつくられるためには、カルシウムはもちろん、たんぱく質も重要。その他、ビタミンC・D・K、さらに鉄分、マグネシウム、亜鉛、リンなど多くの栄養素が必要になるのじゃ。たまごはビタミンC以外のこれらの栄養素をすべて含んでいて、丈夫な骨をつくり、骨粗鬆症を予防してくれるのじゃ。
半熟か、固ゆでか。ゆで時間を伝授!
水からたまごを入れて、沸騰して4分たてば半熟たまごが。12分たてば、固ゆでたまごのできあがりじゃ。また、沸騰したらふたをして、火を止めて放置する方法も。余熱で10分温めれば半熟に。20分以上置けば、固ゆでに。エコな調理ができるのじゃ。
ふた付きどんぶりで温泉卵
65~70度のお湯に10~15分いれておくと卵黄も卵白も半熟のゆでたまごに。20~25分入れておくと、卵白は半熟、卵黄は固まった温泉たまごができる。ここで簡単に作る方法を教えるのじゃ。水500ccが入るふた付きどんぶりに卵を1個入れ、熱湯を注いでふたをする。15分ほどおけば、とろり温泉たまごのできあがり。
殻をツルンと
冷水に入れると、ゆでたまごの殻が上手に向けるのじゃ。
ゆでたらすぐに冷水へいれる。ひびを入れて、丸いほうからむくこと。冷水に入れると、黄身が黒ずむのも防げるのじゃ。炭酸ガスを多く含む新鮮なたまごは、ゆでたまごに向いていない。加熱された炭酸ガスが卵殻と卵殻膜を密着させるので、殻がむきにくいのじゃ。
ゆでたまごにするなら、賞味期限が近づいたたまごがよいぞ。
天然クレンザー
殻の粒子が、研磨剤に。焦げや汚れおとしにぴったりじゃ。
たまごの殻を細かく砕き、洗剤を含ませたスポンジにのせて、こすり洗いをする。ガスコンロの受け皿や、鍋、フライパンの焦げ付き落としに使えるの。殻の細かい粒子が天然の研磨剤になるというわけじゃ。
たまごの殻の固さは、人間の骨や歯より少し柔らかい程度なので、江戸時代には、歯磨きに使っていたらしいぞ。
砕いた殻と水を入れてシェイク!
スポンジが入らない小さなビンや口の狭い花瓶などに、砕いたたまごの殻と少量の水を入れて、シェイク!汚れがスッキリ落ちるのじゃ。
また、ミキサーに殻と水を入れて、スイッチを入れれば、細かいところまでキレイにしてくれるのじゃ。
酢とたまごだけでカンタン健康飲料
リンゴ酢を広口ビンに入れ、その中にたまごを入れる。ふたを閉めて1週間。殻は溶けてしまうので、薄皮だけ取り除く。ビンの中身をミキサーに5秒かければできあがりじゃ。大さじ1杯をコップ8分目の水か白湯で薄めて飲む。はちみつやレモンを入れても。10日間ぐらいはもつぞ。
不器用さんでも大丈夫なオムレツ裏ワザ
不器用さんでも、お店みたいにキレイな形のオムレツが作れるのじゃ。まずはフライパンで半熟状のスクランブルエッグを作り、それをラップで包んで、手でオムレツの形に整えるのじゃ。仕上げは電子レンジで。たまご1個につき10~20秒加熱。まだ火が通ってなければ、しばらく置けば余熱で火が通るのじゃ。